JANISフォン
ご利用上の注意点
JANISフォンご利用上の注意点
「JANIS網」と「一般電話網」
JANISフォンでは、発信先によってVoIP-TAが中継電話網(「JANIS網」or「一般電話網(NTT東日本)」)を自動的に選択します。どちらの中継網を使うかで、電話料金が異なります。
JANISフォンの対象外となる通話について
JANISフォンをご契約いただいていても、下記の場合は自動的に一般電話網からの発信になります。
- 「110」/「119」等への緊急通話を含む3桁番号(特番)サービスへの通話
- 「0570」/「0990」等(特番)への通話
- 衛星電話への通話
- 電話番号の前に"0000"をつけてダイヤルした通話
- 停電でIP電話のご利用ができない場合
- ご利用のVoIP-TA又はADSLモデムが故障のとき、また電源を入れていないとき
IP電話番号について
電話番号の下4桁(ユーザに割り当てられる番号箇所)は、0300~6999の間でご希望の番号をお受けいたします。
※必ずしもご希望の番号が取得できるということではありません。
電話のかけ方(ダイヤル方法)と使用する中継電話網
発信種類 | ダイヤル方法 | 使用する中継電話網 |
---|---|---|
IP電話番号(JANISフォン)への発信 | 発信先IP電話番号 050-xxxx-xxxx をダイヤルします。 | JANIS網 |
IP電話番号(提携ISP)への発信 | 発信先IP電話番号 050-xxxx-xxxx をダイヤルします。 | JANIS網 |
IP電話番号(有料接続プロバイダ)への発信 | 発信先IP電話番号 050-xxxx-xxxx をダイヤルします。 | JANIS網 |
一般加入電話番号(市内)への発信 | 今までどおり、市内局番からダイヤルします。 | JANIS網 |
一般加入電話番号(市外)への発信 | 今までどおり、市外局番からダイヤルします。 | JANIS網 |
携帯電話への発信 | 今までどおり、携帯電話の電話番号をダイヤルします。 | JANIS網 |
PHS電話への発信 | 今までどおり、PHSの電話番号をダイヤルします。 | JANIS網 |
国際電話での海外への発信(1) | 今までどおり、相手国の電話番号の先頭に「010」をつけてダイヤルします。 | JANIS網 |
国際電話での海外への発信(2) | 今までどおり、相手国の電話番号の先頭に「010」以外の事業者識別番号をつけてダイヤルします。 | 一般電話網 |
117/110/119等特番への発信 | 今までどおり、特番の番号をダイヤルします。 | 一般電話網 |
意図的に一般電話網を利用しての発信 | "0000"+電話番号でダイヤルします。 | 一般電話網 |
使用している中継電話網の確認方法
使用している中継電話網(「JANIS網」or「一般電話網」)が何かを、発信時の音(ガイダンス音)とモデムのランプで識別することができます。
発信種類 | ガイダンス音 | VoIPランプのつき方 | |
---|---|---|---|
電話を掛けた時 | 通話中 | ||
IP電話番号(JANISフォン)への発信 | ドミソ | 点滅(緑) | 点滅(緑) |
IP電話番号(提携ISP)への発信 | ドミソ | 点滅(緑) | 点滅(緑) |
IP電話番号(有料接続プロバイダ)への発信 | ドミ | 点滅(緑) | 点滅(緑) |
一般加入電話番号(市内)への発信 | ドミ | 点滅(緑) | 点滅(緑) |
一般加入電話番号(市外)への発信 | ドミ | 点滅(緑) | 点滅(緑) |
国際電話での海外への発信(1) | ドミ | 点滅(緑) | 点滅(緑) |
国際電話での海外への発信(2) | プップップッ… | 点滅(緑) | 点滅(緑) |
携帯電話への発信 | ドミ | 点滅(緑) | 点滅(緑) |
PHSへの発信 | ドミ | 点滅(緑) | 点滅(緑) |
117/110/119等特番への発信 | プップップッ… | 点滅(橙) | 消灯 |
意図的に一般電話網を利用しての発信 | プップップッ… | 点滅(橙) | 点滅(橙) |
※ガイダンス音、ランプの表示は、1回線用VoIP-TA(NEC BR500V)の仕様となります。
※ガイダンス音が「プップップッ…」の場合はIP電話接続エラーのため、一般電話網からの発信になります。
JANISフォンでの通話中に第3者が電話をかけた場合の動き
JANISフォン(JANIS網)での通話中に新しく一般電話網経由での着信があった場合、通話中に新しい着信があったことを伝える信号が入り、新しくかけてきた相手先にRBT(リングバックトーン:呼出音)を返します。
キャッチホンサービスのように、通話中の回線を保留にしてフッキング動作などで接続回線を切り替えすることはできません。新しい着信に応答するには現在の通話を終了して下さい。
電話番号通知について
IP電話ご利用時の発信者番号通知・非通知について
発信種類 | 機器設定 | |
---|---|---|
「通知」に設定 | 「非通知」に設定 | |
通常ダイヤル | IP電話番号を「通知」 | 「非通知」※2 |
184発信 | 「非通知」※2 | 「非通知」※2 |
186発信 | IP電話番号を「通知」 | IP電話番号を「通知」 |
※NTT一般加入電話番号を通知したい場合は「0000+相手先電話番号」または「0000+186+相手先電話番号」(通常非通知時)をダイヤルして加入電話発信でご利用いただく必要があります。
※海外への通話の場合、すべて非通知となります。
※2.非通知発信の場合、IP電話ではなく「NTT一般加入電話」からの発信になります。(通話料はNTTからの請求となります。)
FAXのご利用について
機種によりFAXが正常に送受信されない場合があるため、JANISフォンでのFAX利用は動作保障外となります。
利用できない場合には、電話番号の先頭にゼロを4つ付加し一般の電話網によりご利用下さい。
JANISフォン利用規約
(利用規約の適用)
第1条
株式会社長野県協同電算(以下「当社」といいます)が提供するJANISを利用して提供するIP電話(以下「JANISフォン」といいます。)のサービスに関する利用規約(以下「規約」といいます。)を定めます。JANISフォンサービス(以下「本サービス」といいます。)の提供はこの規約によるものとします。
2 当社がホームページ、電子メール、手紙、その他の通信手段を用いて随時発信する本サービスの利用条件等に関する事項も、この規約の一部を構成するものとします。
(利用規約の変更)
第2条
当社は、この規約を変更することがあります。この場合には、料金その他の本サービスの提供条件は、変更後の規約によります。
(本サービスの利用可能範囲等)
第3条
本サービスは、以下の音声通話を内容とします。
(1) JANISフォン間の通話
(2) JANISフォンと国内一般固定電話間の通話
(3) JANISフォンと海外一般固定電話間の通話
(4) JANISフォンと当社以外の各インターネットサービスプロバイダーにより提供される、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社のVoIP基盤ネットワークを利用した当社が認めたIP電話間の通話
(5) JANISフォンと携帯電話間の通話
(6) JANISフォンとPHS間の通話
(電話番号の通知)
第4条
前条(本サービスの利用可能範囲等)の通話においては、発信側利用者のJANISフォン電話番号を着信側に通知します。但し、以下の場合についてはこの限りではありません。
(1) 利用者が、第13条(機器の貸与と返還)第1項および第14条(機器の買い取り)の所定の機器に、利用者のJANISフォン電話番号の通知をしない設定を自ら行った場合
(2) その他当社が別に定める場合
2 前条(本サービスの利用可能範囲等)(2)、(3)、(4)、(5)、(6)号のいずれかの通話において、電話番号通知を行なわない場合、本サービスを受けることが出来ません。
(本サービス提供対象外の通話)
第5条
本サービスは、次の通話については、提供対象外とします。
(1) 110番、119番等の緊急通話を含む3桁番号との通話
(2) 0120、0570等で始まる番号との通話
(3) 第3条(本サービスの利用可能範囲等)(1)および(4)号以外のIP電話相互の通話
(4) その他当社が別に定める電気通信番号への通話
(回線速度等)
第6条
本サービスを利用するには、常時接続回線のリンク速度が一定水準以上で安定していることが必要です。一定水準に満たない場合には、利用できない場合があることを利用者は予め承諾します。
(通話の品質)
第7条
本サービスにかかる通話の品質については、回線品質や回線速度および利用形態等により変動する場合があります。
(一般固定電話を利用した通話への切り替え)
第8条
発信側(但しその接続形態が第10条(利用申込をすることができる者の条件)第1項第(3)号、第(4)号および第(5)号である場合を除きます。以下本条について同じとします。)において以下の事由がある場合、本サービスは提供されず、自動的に当該利用者が加入する一般固定電話を利用した通話に切り替わる場合があること、それに伴い当該通話に関してはその一般固定電話を提供する通信事業者から通話料が請求されることを利用者は予め承諾します。
(1) 第13条(機器の貸与と返還)第1項所定の機器(以下本条において「機器」といいます。)が正しく接続・設定されていない場合および機器の電源が入っていない場合(停電などの場合も含みます。)
(2) 一般固定電話を利用した通話に切り替わった直後に、再びダイヤルした場合
(3) その他機器やネットワークのトラブルの場合
2 利用者が発信の際に相手先の電話番号の前に「0000(数字のゼロを4つ)」をダイヤルすることにより意図的に一般固定電話を利用した強制発信をした場合、本サービスは提供されず、自動的に当該利用者が加入する一般固定電話からの通話に切り替わること、それに伴い当該通話に関してはその一般固定電話を提供する通信事業者から通話料が請求されることを、利用者は予め承諾します。
(利用の単位)
第9条
当社は、本サービスを提供するに際して、本利用規約に基づき付与したひとつのIDにつきひとつの本サービスを利用することができます。
(利用申込をすることができる者の条件)
第10条
本サービスの利用申込みをすることできる者は、本サービス申込の時点で以下の常時接続コースを利用中の者および以下の常時接続コース利用と本サービスを同時に申し込む者とします。
(1) 当社一般電話回線ADSLの各コース利用者
(2) 当社有線放送回線ADSLの各コース利用者
(3) 当社ADSL通信専用回線ADSLの各コース利用者
(4) 当社自営光サービスのグローバルコース利用者
(5) 当社指定のCATVのインターネットサービス利用者
(6) 当社Bフレッツ対応サービスの各コース利用者
2 前項に定めるものの他、当社は、本サービスをお申し込みいただけない条件について、随時所定のWebページにてお知らせ致します。
(利用申込の方法)
第11条
利用の申込みをするときは、申込み事項を、申込書、Webページ、その他当社の指定する手段によって、当社にお知らせいただきます。
(利用申込の承諾)
第12条
当社は、利用の申込みがあったとき、所定の手続を経て承諾します。 2 当社は、前項の規定にかかわらず、次の場合には、その利用の申込みを承諾しないことがあります。
(1) 第10条(利用申込をすることができる者の条件)の条件を満たさない者。
(2) 本サービスを提供することが技術上著しく困難なとき。
(3) 利用の申込みをした者が、本サービスの利用停止処分を受けている場合又は過去に本サービスの解除されたことがある場合
(4) 利用の申込みをした者が第17条(レンタル料等の回収)第1項の機器レンタル料および第18条(利用料)のサービス利用料の支払を現に怠りあるいは怠るおそれがあるとき。
(5) 本サービスの申込みをした者が、JANISインターネットサービス利用規約により、利用停止処分を受けている場合又は過去に利用解除処分を受けたことがある場合。
(6) 本サービスの申込をした者が利用料その他当社に支払うべき債務の支払を現に怠りあるいは怠るおそれがあるとき。
(7) 本サービスの申込みをした者が、申込みにあたり虚偽の内容を記載した利用申込書を提出したとき。
(8) その他当社のJANISフォンに係る業務の遂行上著しい支障があるとき。
(機器の貸与と返還)
第13条
- チャンネル機器の申込みをした者は、本サービスにつきVoIP-TA1台、電話線1本およびLANケーブル1本を貸与します。
- 利用者は、利用期間中貸与された物品について、善良な管理義務を負い、第三者使用はできないものとします。
- 本サービスを解除した場合は、貸与された物品を速やかに返還するものとします。
(機器の買い取り)
第14条
4チャンネル機器の申し込みをした者は、所定の機器を当社より買い取るものとする。
(IP電話番号の貸与)
第15条
ひとつの本サービスに対し以下のIP電話番号を貸与します。
(1) 第13条(機器の貸与と返還)第1項で貸与した機器1台に対し1番号
(2) 第14条(機器の買い取り)で買い取りした機器1台に対し最大4番号
2 利用者は、一度貸与されたIP電話番号の変更請求はできないものとする。
(IP電話番号の返還)
第16条
利用者は、本サービスを解除した場合には第15条(IP電話番号の貸与)第1項により貸与されたIP電話番号を返還するものとします。
(レンタル料等の回収)
第17条
当社は、第13条(機器の貸与と返還)第1項の貸与機器についてレンタル料を回収します。 2 レンタル料は、第18条(利用料)の利用料と合わせてお支払いいただくものとし、決済条件は第19条(決済条件)の規定によるものとします。
(利用料)
第18条
本サービスの利用料として別に定める料金がかかります。
(決済条件)
第19条
当社は毎月1日から月末日迄の通話料金を集計します。集計された通話料金は、集計対象月の翌々月に当該利用者の決済方法に従い請求します。 2 本サービスの利用料に関する前項以外の決済条件は、JANISインターネットサービス利用規約によるものとします。
(サポート)
第20条
当社は、回線の不具合、不通その他本サービスに関する利用者からの質問、問合わせ等を受けつけます。 2 当社は前項により受けつけた質問等に、対応できる範囲で適宜回答致します。但し、当社が対応できないと判断した場合は、回答できかねる場合があります。
(禁止事項)
第21条
本サービスの利用に際しては、以下の行為を禁止します。
(1) 故意に利用回線を保留したまま放置し、その他通信の伝送交換に妨害を与える行為
(2) 故意に多数の不完了呼(相手先の応答前に発信を取りやめることをいいます。以下同じとします。)を発生させる等、通信の輻輳を生じさせる恐れのある行為
(3) その他JANISフォンの品質を低下させるような行為もしくは当社の信頼を損なうような行為
(権利の譲渡制限)
第22条
利用者が本サービスの提供を受ける権利は、譲渡することはできません。
(利用者が行う本サービスの解除)
第23条
利用者は、本サービスを解除するときは、当社に対し、解除の1ヶ月前までにその旨を書面で通知するものとします。この場合において、解除の効力は、当該通知において解除の日とされた日の属する月末に生じるものとします。
(当社が行う本サービスの解除)
第24条
当社は、利用者が次のいずれかに該当する場合には、本サービスを解除することがあります。
(1) 第26条(利用停止)の規定により本サービスの提供を停止された利用者が、なおその事実を解消しないとき。
(2) 当該利用者がJANISインターネットサービスを解除したとき、あるいは一時休止となったとき。
(3) 当該利用者が第10条(本サービス申込をすることができる者の条件)に規定する条件を満たさなくなったとき。
2 当社は、利用者が第26条(利用停止)第1項各号の規定のいずれかに該当する場合に、その事実が当社の業務の遂行に特に著しい支障を及ぼすと認められるときは、本サービスを解除することがあります。 3 当社は、前二項の規定により、本サービスを解除しようとするときは、あらかじめ利用者にそのことを通知します。
(利用中止)
第25条
当社は、次の場合には、本サービスの利用を中止することがあります。
(1) 当社の電気通信設備の保守上又は工事上やむを得ないとき。
(2) 現に通信が輻輳し、又は輻輳する恐れがあると当社が認めたとき。
(3) 回線業者等の都合により、当社が本サービスを提供できない場合
2 当社は、前項の規定により本サービスの利用を中止するときは、あらかじめそのことを利用者に通知します。ただし、緊急やむを得ない場合は、この限りでありません。
(利用停止)
第26条
当社は、利用者が次のいずれかに該当するときは、当社が定める期間、本サービスの利用を停止することがあります。
(1) この規約に違反したとき。
(2) JANISインターネットサービス利用規約の規定に反する行為をしたときあるいは一時停止となったとき。
(3) 利用者が故意又は過失により多数の不完了呼を発生させた等で、現に通信が輻輳し、又は輻輳するおそれがあると当社が認めたとき。
(4) その他本サービスに関する当社の業務の遂行又は当社の電気通信設備に著しい支障を及ぼし、又は及ぼすおそれのある行為をしたとき。
2 当社は、前項の規定により本サービスの利用を停止するときは、あらかじめその理由、利用停止をする日および期間を利用者に通知します。ただし、緊急やむを得ない場合は、この限りでありません。
(免責)
第27条
当社は、利用者が本サービスの利用に関して被った損害について、その原因の如何によらず、一切の賠償の責任を負わないものとします。
(JANISインターネットサービス利用規約との関係)
第28条
本サービスの利用および提供に関して、この規約に定めのないことについてはJANISインターネットサービス利用規約によるものとし、この規約とJANISインターネットサービス利用規約に重複して定めることについてはこの規約の定めが優先するものとします。