JANIS Webメール
WEBメールご利用方法 / Larry版
自動応答のご案内
JANIS Webメールサービスは「Larry」「Classic」の2種類の画面デザインをご使用いただけるサービスです。
Classic版をお使いの方は「Classic版のご案内を見る」からご覧ください。
メールの自動応答設定を行うことにより、届いたメールに対して、自動応答します。
画面右上の設定ボタンをクリックします。
「転送・応答設定」→「自動応答設定」ボタンをクリックします。
1)基本設定で自動応答機能を有効化する場合はチェックボックスをonにします。
- 自動応答文面の件名を指定します。
- 次に、本文を作成します。どの条件にも当てはまらない受信メールの扱いを設定します。設定を変更した場合、保存ボタンをクリックすることで設定が有効になります。
2)追加したルールを一覧表示します。
3)追加ボタンをクリックして開くダイアログボックスを使ってルールを作成します。
条件設定名
一覧表示する名称を指定します。
処理方法
処理
自動応答有無を次のうちから指定します。
- 自動応答しない
- 自動応答する
優先度
登録数に応じて優先度を選択して指定します。
ヘッダ条件
要素
対象となる要素を次のうちから選択します。
- 題名、送信元、宛先、Return-Path:、Sender: From:、To:、Cc:、Subject:、Reply-To:、 Content-Type:、User-Agent:、X-Mailer:、Received:、 Date:、 Message-ID:、X-Mark-Recipient:、X-Mark-Spam-Flag:、X-Mark-Sort-Mark:
条件
対象となるヘッダの条件を次のうちから選択します。
- に次が含まれる、に次が含まれない、
- が次のアドレスと一致する、が次のアドレスと一致しない、
- が次のアドレスで始まる、が次のアドレスで始まらない、
- が次のアドレスで終わる、が次のアドレスで終わらない、
- ヘッダーが存在する、ヘッダーが存在しない
キーワード
対象となるキーワードを設定します。 半角128文字まで設定可能です。
サイズ条件
対象となるサイズの条件を次のうちから選択します。
- バイト以下である、キロバイト以下である、メガバイト以下である、 バイトを超える、キロバイトを超える、メガバイトを超える
期間条件
指定した期間が自動応答の対象となります。 曜日条件 チェックを入れた曜日が自動応答の対象となります。
時間帯条件
ルールに設定する時間帯を選択してください。 ※同じ時間を選択した場合には終日となります。
自動応答 仕様一覧
基本動作
マッチング順番
「ルール#1」から順番にマッチングを行い、最初にマッチしたルールに設定されている処理を実行する。以降のルールは適用されない。
マッチしなかった場合
「どのルールにもマッチしないもの」で定義されるルールを実行する。
設定条件
キーワード条件
文字数 | 半角128文字まで |
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設定数 | 各ルール2つまで |
対象部分 | 基本ヘッダー部分 ※ただし以下を除く ・8000バイト以上におよぶ長いヘッダー ・256バイトを超える長いメールアドレス |
対応文字コード | 正式対応 ISO-2022-JP US-ASCII 部分的に対応 Shift JIS EUC-JP ISO-8859-1 |
対象となるヘッダー | Return-Path: From: Sender: To: Cc: Subject: Reply-To: Content-Type: User-Agent : X-Mailer: Received: Date: Message-ID: X-Mark-Recipient: X-Mark-Spam-Flag: 題名 Subject: Comment: ※1つでもマッチすれば有効とします。 送信元 Return-Path: From: Sender: Resent-From: Resent-Sender: ※1つでもマッチすれば有効とします。 宛先 To: Cc: Bcc: (送信側で削除されていない場合のみ) Resent-To: Resent-Cc: Resent-Bcc: (送信側で削除されていない場合のみ) ※1つでもマッチすれば有効とします。 |
サイズ条件
メールサイズ | 指定したサイズ以下、指定したサイズを超える |
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単位指定 | 1キロバイト = 1024 バイト 1メガバイト = 1024 キロバイト = 1048576 バイト |
キーワードマッチ方法
含まれる | 対象になるヘッダーなかのどこかにキーワードが含まれていた場合有効となります。 スペースなどの空白はヘッダー、キーワードいずれの場合も無視してマッチングします。 大文字小文字、全角半角、形の似た記号、その他一部の文字を同一視します。 (詳しくは以下を参照してください。) |
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アドレス部分と一致 | アドレス等に完全に一致すれば有効となります。 メールアドレスの@以前にスペース等を含むアドレスは "aaa bbbb"@xxx.ad.jp などとなりますが、この場合、キーワードに " を入力する必要はありません。 ラテン文字の大文字小文字は同一視します。 |
アドレス部分に前方一致 | アドレス部分の先頭にキーワードが含まれていた場合有効とします。 キーワード:train@ train@xxx.ad.jp → ○ train@iris.xxx.ne.jp → ○ isptrain@xxx.ad.jp →× キーワード:train train@ xxx.ad.jp → ○ traintest@xxx.ad.jp → ○ isptrain@xxx.ad.jp →× キーワード:train@ xxx train@xxx.ad.jp → ○ train@xxx.ne.jp → ○ train@iris.xxx.ne.jp → × |
アドレス部分に後方一致 | アドレス部分の後方にキーワードが含まれていた場合有効とします。 キーワード:jp train@xxx.ad.jp → ○ train@iris.xxx.ne.jp → ○ train@iris.test.com → × キーワード:xxx.ne.jp train@iris.xxx.ne.jp → ○ train@iris.abcxxx.ne.jp → ○ train@xxx.ad.jp → × キーワード:@iris.xxx.ne.jp train@iris.xxx.ne.jp → ○ train@iris.abcxxx.ne.jp → × |
ヘッダーが存在する | 対象になるヘッダーが存在する場合有効となります。 このマッチ方法を選択した場合、キーワードは無効になります。 |
ヘッダーが存在しない | 対象になるヘッダーが存在しない場合有効となります。 このマッチ方法を選択した場合、キーワードは無効になります。 |
マッチ方法含まれるで同一視する文字列
文字列
- アルファベットの大文字小文字
- 同じ文字の全角半角
- 大文字どうしの字形の類似したラテン文字、ギリシャ文字、キリール文字
- 欧米文字にダイアクリティカルマーク等がついていた場合
例 | Aa Aa Αα Аа A、Jj Jj、Ss Ss、Bb Bb Ββ Вв、Kk、Kk Κκ Кк、Tt Tt Ττ Тт、Cc Cc Сс ℃、Ll Ll、Uu Uu、Dd Dd、Mm Mm Μμ Мм、Vv Vv、Ee Ee Εε Ее Ёё、Nn Nn Νν、Ww Ww、Ff Ff 、Oo Oo Οо Оο、Xx Xx Χχ Хх、Gg Gg、Pp Pp Ρρ Рр、Yy Yy Υυ Уу、Hh Hh Ηη Нн、Qq Qq、Zz Zz Ζζ、Ii Ii ι、Rr Rr |
---|---|
以下の形の似た記号 | ! ! . . 。 → ⇒ " ゛ ¨ “ ” ″ : ; : ; ▽ ∇ # # ♯ < < 〈 《 ≪ 「 『 ┌ ┏ ' ` ` ´ ‘ ’ ′ > > 〉 》 ≫ 」 』 ┘ ┛ ( ( [ [ { { 〔 【 ? ? ¬ ┐ ┓ ) ) ] ] } } 〕 】 \ \ ¥ └ ┗ * * ※ | | ? │ ┃ ⊥ ┴ ┻ ┷ ┸ + + ┼ ╋ ┿ ╂ ~  ̄ ? ┬ ┳ ┯ ┰ , , 、 ° ゜ ┤ ┫ ┨ ┥ - ー ? ‐ ? ─ ━ 〇 ○ ◯ ├ ┣ ┠ ┝ |
以下の漢字の異字体 | 鯵 鰺、鴬 鶯、蛎 蠣、撹 攪、竃 竈、潅 灌、諌 諫、頚 頸、砿 礦、蕊 蘂、靭 靱、賎 賤、壷 壺、砺 礪、梼 檮、涛 濤、迩 邇、蝿 蠅、桧 檜、侭 儘、薮 藪、篭 籠、尭 堯、遥 遙、槙 槇、瑶 瑤、煕 熙 |
処理
設定条件を満たすメールに対する処理 | 指定した自動応答文面を送信元にメールする(自動応答する)自動応答処理以前の各種設定により自動応答が動作しない場合があります。詳しくは制限事項をご覧ください。 |
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制限事項
各種設定との関係 | 以下の場合は自動応答機能が働きません。 ・迷惑メールチェックサービスで迷惑メール判定されたメール ・基本転送サービスで、サーバに保存せず転送されたメール ・ウイルスチェックサービスでウイルス判定されたメール ・条件フィルターサービスで設定した条件に合致し、ヘッダーのみ受信したメール ・条件フィルターサービスで設定した条件に合致し、破棄されたメール |
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応答回数について | 同一送信元への自動応答回数は最大で1回/日 同一ユーザの自動応答回数は最大で100回/日 |
自動応答メール | 自動応答されたメールは"送信済みアイテム"に保存されません。 自動応答メールが配信されたかどうかは自動応答元メールのX-Mark-Vacation-Result: ヘッダーで確認できます。 Yes: 配信された No: 配信されなかった その場合の理由はX-Mark-Vacation-Reason:ヘッダーで確認できます。 ※自動応答条件に合致しなかった場合は、X-Mark-Vacation-Result: ヘッダーは付きません。 |
自動応答先アドレス | 受信メールのヘッダーから自動応答先を決定します。 複数のヘッダーが存在する場合は、以下の順に沿って優先的に決定します。 (1) Header Reply-to: (2) Header Resent-Sender: (3) Header Resent-From: (4) Header Return-Path: (5) Header Sender: (6) Header From: ※ヘッダーに複数のアドレスが定義されている場合は無視されます。 |
自動応答不可アドレス | - 自分のアドレス - 任意のドメインの postmaster, root, mailer-daemon, abuse, webmaster, daemon, bin, sys, adm, lp, uucp, nuucp, news, www, smmsp, listen, nobody, noaccess |
frequency limit for アドレス | アカウント毎または応答先毎の1日の応答回数が制限を超えた。 |
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prohibited address アドレス | 応答先アドレスが応答禁止アドレス |
no addr to reply found | 応答先とすべきアドレスがヘッダから見つからない |
addr to reply is yourself | 応答先アドレスが自分自身 |
header hit X-Mark-Spam-Flag:=yes | メールがspam判定されている |
header hit X-Mark-Virus-Check:=yes | メールがウイルス検出されている |
header hit Precedence:=bulk | ML等、Precedenceヘッダがbulk, list, junkのいずれかである |