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警察庁の発表によれば、インターネットバンキング利用者の情報を盗み取り、利用者の口座から不正送金する事案の被害が急増しています。
平成24年には64件、約4,800万円だった被害額が、平成25 年には1,315件、約14億600万円の被害に達しており、前年比29倍になっています。
安全安心にインターネットをご利用いただけるよう、以下の内容を参考に対応をお願いいたします。
不正送金の手口
同種の詐欺事件の手口としては「フィッシング(phishing)」という方法を用いるものがよく知られています。これは金融機関を騙った巧妙な電子メールにより金融機関のHPそっくりなページに誘導し、ID・パスワードや乱数表などの情報を盗み取るものです。
最近はこれに加え、利用者のパソコンをウイルスやマルウエア(スパイウエアなど)に感染させて、それらの情報を盗み取る手口も多発しています。
平成25年には後者の手口によって、多くの金融機関で被害が発生しました。これらの手口の急速な巧妙化を背景に不正送金被害が増加しており、注意が必要です。
対策方法
(1)Windows Update
Windows PCをご利用の場合、Windows Updateを行うことでセキュリティが強化され被害を受ける可能性が低くなります。
※Window Updateの操作方法でご不明な点等ありましたら、JANISヘルプデスクまでお問い合わせください。
※以下のソフトウェアをご利用の場合も、最新状態に更新する事を強く推奨いたします。
・Adobe Reader、Flash Player、Java
※WindowsXPをご利用のお客さまは、2014年4月にマイクロソフトのOSサポートが終了しております。速やかに、別のOSに変更をお願いします。
(2)ウイルス対策ソフト
PCのセキュリティ確保には、ウイルス対策ソフトが必須となります。既にご利用いただいている方は、ウイルス情報ファイルが最新状態かご確認ください。
※JANIS ウイルス対策ソフトに関するご質問は、JANISヘルプデスクまでお問い合わせください。
その他
(1)インターネットバンキングご利用時に、少しでも、いつもと違う動作をしたり、おかしいと思う事象がございましたら、直ちにパソコンのご利用を中止し、ご利用の金融機関までご連絡ください。
(2)万一被害等に遭われた場合は、警察までご連絡ください。