概要
Microsoft 社の Internet Explorer に悪意のある細工がされたコンテンツを開くことで任意のコードが実行される脆弱性が存在します。
この脆弱性が悪用された場合、アプリケーションプログラムが異常終了したり、攻撃者によってパソコンを制御される可能性があります。
Microsoft 社は「脆弱性を悪用しようとする限定的な標的型攻撃を確認しています。」と公表しており、今後被害が拡大する可能性があるため、至急、修正プログラム(MS14-021)を適用して下さい。
Microsoft 社は、5月2日より、Windows Update で本脆弱性に対する修正プログラムの配信を開始しました。
- Windows Update による一括修正方法はこちらを参照してください。
対象
以下の Microsoft 製品が対象です。
- Internet Explorer 6
- Internet Explorer 7
- Internet Explorer 8
- Internet Explorer 9
- Internet Explorer 10
- Internet Explorer 11
2014 年 4 月 9 日にサポートが終了した Internet Explorer 6 も対象となっています。
対策以下のページを参照し、必要な回避策を実施することを推奨します。